小野田くんが親切にしてもらった話
さて、気づけばもう10年くらい乗っているママチャリ、今では小野田君と呼んでいる
正直メンテもしてないし、そろそろペダルにひびが入ったり、チェーンも伸びきってしまってるし、シートは割れてしまったし
私の家は駅からけっこうあるので、基本電車に乗って出かける時は自転車で駅前の自転車置き場に置いている
定年を過ぎた風の男性たちが管理をしている自転車置き場で月額1800円(2000円だったかも)一日、100円でおかせてもらえる
一日利用は屋根つきの場所もあるけど屋根のないとこもある
で、先日利用したおり、午後から雨になるという予報だったので、預ける時
「屋根のないとこしか空いてないのだけど、大丈夫?」
と訊かれた(もちろん大丈夫っていうか仕方ないし)
そして用事を済ませて自転車を取りにきたら・・・
レジ袋がかぶさっていた
お礼を言うと
「予報、雨っていうから、このサドルに雨降ったらかわいそうだし、でも小さい袋しかなかったからこんなでごめんね」
と
いやいやいやいやいや、もう本当にありがたいっす
その思いやり、心づかい、お手数
もうその場にひれ伏したいくらいありがたい気持ちである
自分の利用する施設の人が優しくて朗らかで親切だっていうのは実はすごく運のいいことだ、と思う、感謝
正直そろそろ寿命感もあるので、買い換えようかなと思ってたママチャリだが、もう少しビニールかけたまま使おうかなーと今考えている
ブレーキとチェーンは自分でメンテして、
問題はさびて穴の開いてるかごとひびの入ったペダルだな
(パーツなどを新しくするのはもったいない程度に古いから)